【ねずみの備忘録】外付けSSDって何?プレステ4の読み込み速度を早くしたい☆
SSDはHDDよりも耐久性に優れていたりデータの読み書きの処理が速いなど、優れている点が多いです。では外付けSSDとは何なのでしょうか? 今回は外付けSSDとはどういったものなのか、外付けSSDの意外な使い方や、おすすめの外付けSSDもご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
【外付けSSDとは】
外付けSSDがどんなものなのかを知っていなければ、外付けHDDと比較しても意味がありません。そこでまずは外付けSSDとは具体的にどういったものなのか、その役割や使い方についてご紹介します。
一般的なSSDはパソコンに内蔵される記憶装置です。一方で外付けSSDは、その名の通り外部接続で使用する記憶装置のこと。例えばUSBメモリのように、一時的にデータを保管したり他のパソコンにデータを移すこともできるのです。
他にも、外付けSSDの容量次第ではパソコンの容量が足りなくなってしまったときや、大切なデータのバックアップにも利用することができます。もちろん接続はUSBメモリと同様に、パソコンのUSBポートに差し込むだけで簡単に行えます。ちなみに外付けHDDも、外付けSSDと同様の役割と使い方になります。
【外付けSSDと外付けHDDの違い】
外付けSSDと外付けHDDがどういった用途で使用される機器なのかは、ご理解いただけたと思います。ただ外付けSSDと外付けHDDは、どちらも記憶装置という同じ役割を持っています。となると外付けHDDと迷ってしまったり、「本当に外付けSSDを選んでも良いの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。外付けSSDと外付けHDDの利点と欠点を挙げ、それぞれの違いや特徴について解説致します。
【外付けSSDの利点と欠点】
一般的にHDDよりもSSDの方が、機能性に優れていると言われています。そして、それは外付けタイプのものでも同じことが言えます。では、具体的にどのような部分が優れているのでしょうか?まずは、外付けSSDの利点と欠点を見ていきましょう。
〜利点〜
基本的に、SSDは読み書きが速いという特性を持っております。実際に通常のSSDであれば、HDDに比べ読み書きが5倍も速かったという結果も出ています。また、USB3.0やUSB3.1に対応した外付けSSDあれば、読み書きはさらに速くなります。
ちなみにUSB3.0は端子の部分が青いのが特徴で、理論上はUSB2.0の10倍ほどの転送速度を誇ります。そしてUSB3.1になると、USB3.0のさらに2倍ほどの速度になります。またUSB3.0は3.1Gen1、USB3.1は3.1Gen2と記載されることもあります。
●本体が軽くて衝撃に強い
SSDはHDDに比べて本体が軽く、衝撃に強い設計になっています。メーカーや機種によっても本体の重量は異なりますが、多くの場合ポータブル型の外付けSSDのは約50g、ポータブル型の外付けHDDは約200gとなっています。またSSDが衝撃に強いとされる理由は、本体の軽さだけでなく構造からも言われております。
具体的にはSSDの構造はHDDとは大きく異なり、基盤とメモリなどのチップのみで形成されているため、あらゆる衝撃に耐えることができるのです。またこの構造により、本体が熱を持ちにくくなったり静音性が保たれるなどのメリットもあります。
〜欠点〜
●価格が高く容量が少ない
一見すれば機能性に優れたSSDですが、価格を見るとどれも高額でさらに容量も少ないというのが現状となっております。
【外付けHDDの利点と欠点】
外付けSSDでは価格が高くなってしまいますが、その分機能性に長けています。では、一方の外付けHDDは具体的にはどのようになっているのでしょうか?続いては、外付けHDDの利点と欠点を見ていきましょう。
〜利点〜
●価格が安く容量が多い
前記した通り外付けHDDは外付けSSDとは逆に、価格が安く容量が多い傾向となっております。また外付けHDDでは、ポータブル型でも4TBの容量も一般に出回っています。
〜欠点〜
●読み書きが遅い
前記した通り、HDDはSSDよりも5倍ほど読み書きは遅くなります。ただ外付けHDDにおいても、USB3.0に対応したものを選ぶことによって読み書き速度は大きく異なります。ちなみにUSB3.0を使用した外付けHDDは、USB2.0の外付けHDDと比べておよそ4倍も読み書きが速くなるというデータもあります。USB3.1の場合であれば、さらに2倍速くなります。
●衝撃に弱い
HDDの内部にはディスクが組み込まれており、それにデータを書き込む仕組みとなっています。ディスク自体は硬い素材で作られていますが、HDDには他にもディスクを回転させるためのモーターなど精密な機器が搭載されているのです。もちろん、それらの駆動部分が壊れてしまうとHDDは機能しなくなってしまいます。
その上、HDDの本体はやや重たいため落下などの衝撃には特に弱くなります。その他にもHDDの構造上、熱を持ちやすかったり音がうるさいなどの問題も生じてしまいます。
外付けSSDはPS4でも使用できます。「使用できるとは言っても、容量が増やせるだけでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、PS4に外付けSSDを使用することで得られる恩恵はそれだけではありません。もともとPS4にはHDDが内蔵されています。ただ、やはりHDDでは読み書きが遅いため、ゲームの読み込みにも時間がかかってしまうのです。
一方でSSDは、HDDよりも読み書きが速い特性を持ちます。
つまり、PS4で外付けSSDを使用することで容量の確保はもちろん、ゲームの読み込み時間の大幅な短縮が可能なのです。実際に以下のように外付けSSDによって、ゲームの起動時間が通常に比べ1.5倍ほど速くなったという結果も出ております。
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「モンスターハンター:ワールド」
SSD導入前:43.15秒
SSD導入後:31.08秒
「Detroit: Become Human」
SSD導入前:53.22秒
SSD導入後:42.74秒
「ゴッド・オブ・ウォー」
SSD導入前:43.15秒
SSD導入後:25.17秒
引用:PS4を外付けSSDで高速化させる方法を解説。内蔵HDD換装より手軽にできる!
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では次にPS4に外付けSSDを実装する具体的な手順として、まずPS4のホーム画面から「設定」に移動し、その中の「周辺機器」を選択します。次に「USBストレージ機器」という項目を開き、接続している外付けSSDを選択します。そうすると「拡張ストレージとしてフォーマットする」が表示されるので、それを選びフォーマットを行います。
次にゲームのデータを外付けSSDに移します。まず設定から「ストレージ」を開き、その中の「本体ストレージ」を選択します。さらにその中の「アプリケーション」を開くと、ゲームの一覧が表示されます。その画面でコントローラーの「option」を押すと、「拡張ストレージに移動する」という項目が出るので、それを選択します。
データの移行には時間がかかりますが、これが完了するとゲームの読み込み時間は大幅に短縮されます。またPS4の外付けSSDは、容量が250GB以上でUSB3.0以降に対応している必要があるので注意しましょう。
【おすすめの外付けSSD】
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